明日はいいことあるよね、ボブ太郎。

ボブさんの日常とかグダグダ書いていきます。

ショルダー、バックパック、スーケツース。

今地元の駅にいます。
荷物が重いです、すごく。

やっとこさ教育実習2週間終わりました。

中学生・高校生の頃英語の教師になりたくて、教師になることを目標に頑張ってました。それなりに。
今の大学に行こうと思ったのも家から近い国公立の英語の教員免許をとれるからでした。


そして、教員免許を取得するには避けては通れない、教育実習をやっと終えました。

たった2週間、学校にいたのは10日間だけでしたが一つの決心が付きました。


絶対に、卒業してすぐ教師にはなりません。

まぁ採用試験の締め切り過ぎてるからそんなん言うまでもないねんけどな。

母校の高校で素晴らしい先生に出会いました。
私が卒業してから来た先生らしく、私の事を全く知らない先生でした。

その先生が私に聞きました。
「教師になる気はあるのか?」

実習中、何度も同じ事(早口過ぎる)を指摘されても中々直さない僕に怒りを込めてこう言って来ました。

そして、僕はこう答えました。
「将来的にはなるつもりです」

実際に大学に入って色んな人と出会い、そして別れ、本当に素晴らしい先生になるには民間企業に一度就職し、そこで得た経験を持って進路指導ができなければいけないと思っていました。

すると相手の先生はこう返しました。
「ふざけるな!卒業してすぐ先生になりたいって言ってるヤツと"将来的には"って言ってるヤツ、どっちを指導しようと思う??すぐになる気のないやつが教育実習になるな」

とても素晴らしい事を言う先生でした。
確かに"将来的には"なると言ってる人のために労力を使って指導をするのは馬鹿らしい事です。
僕にそう言ってくれた先生は採用試験にはまだ合格をしていない常勤講師です。
大学を卒業してからずっと学校という職場で働き続け、そして"教諭"を目指している4年目の先生です。

この会話が行われた時に僕は決心しました。

絶対にこんな先生にはなりたくない


一つの夢に向かって必死になる先生と言った意味ではとても素晴らしい先生です。是非とも生徒の鑑となって欲しいです。

ただ、人の人生プランや夢を否定して自分の価値観を押し付ける人です。

16年間の学校(大学も含む)生活を終え、4年間職場として学校にいる人間というのはこんなものかと、正直思いました。

狭い視野でしか世界を見れないのでしょうね。



多少なりとも悩んでいた僕の人生プランはハッキリと硬い意思とともにこの教育実習期間を通じて決まりました。


この2週間は無駄ではなかったと声を大にして言うことができます。


そんな先生との出会いでした。



ちなみに、僕を高校時代から知る恩師の先生方、気軽に声をかけて下さった僕の知らない新しく出会った多くのベテランの先生方は僕の民間企業に就職してから教師になるというプランを応援してくれました。

中には「この世界に入ると、偉くもないのに"先生"って言われて自分が偉い人だと勘違いをするような人もたくさんいる。だからこそ民間企業で下から這い上がって、認められようとする努力をした人に教師になって欲しい」と応援してくれる先生や、「せっかく英語が武器にできるのだから教師に最初からなるんじゃなくて、武器を持って世界で戦って、その経験を生徒に語って欲しい」

このように言ってくれる先生方もいました。


このような先生に出会えたからこそ言えるのは、教師は人を成長させる素晴らしい職業だなって事です。


充実した2週間になりました。

月曜日からまた就職活動に戻ります。ここで得た経験が無駄にならないよう頑張って行こうと終わりました。




追記:最終日に生徒がくれた手紙にことりちゃんの絵が書いてて嬉しかったです。f:id:bob_s_an:20150606163801j:plain


おわり。